ノエルティル
心理占星術
感想
ハードアスペクトを「凶」と切って捨てず「現実を動かす力を有した可能性の表示」と捉えて考察の端緒にしようとするティル式心理占星術は、個人の伸びしろをピックアップし、クライアント本人が自身のパワーに目覚めていけるようサポートする占星術と言えるかもしれません。そこには人は常により良い方向を目指していくことができるという、ティル先生の哲学も反映されているような気もします。また、ティル式の分析の手際の良さとスピード、ピンポイントで核心に迫る的確さに感嘆させられます。これまでの占星術のように細部をリストアップしての解釈を作り上げていくやり方に慣れていると本当にありえないスピードです。
2023/11/23
ノエルティル
心理占星術
感想
こういうのは独学あるあるなのかもしれませんが、本で読んでわかったつもりになっちゃってたようなことって、実際にそれを使い慣れた人のやり方でどれくらい「使える」ものか目の当たりにすると「うわぁ、こういうことか!」となりますね。本当に百聞は一見に如かず的な体験で、これこそが熟達者から習う最大のメリットなのかもしれません。
2023/11/14
ノエルティル
心理占星術
感想
質疑応答のテキストも充実していて、新里先生の明快な回答も、ティル式を初めて体系的に学ぶ私にはありがたいです。ところどころで新里先生が「ティル先生はこういう風に表現しています」「ティル先生はこういう単語を使っていました」とおっしゃるのが、ティル先生を感じられるようでうれしいです。内容はもちろんですが、占星術界の巨匠の真髄をその素顔を知る方から日本語で教えていただけるのも本当に贅沢なことだと思っています。
2023/11/12
ノエルティル
心理占星術
感想
第1部は、ティルメソッドの基礎となる分析法を学ぶ講座でしたが、ティル理論の基礎の基礎を使うだけで、下手するとホロスコープの1分かからずにホロスコープの偏りを把握できてしまうなんて、さすが山羊座太陽が作り出すシステムは効率重視で無駄がないと本当に感心してしまいます。
2023/10/21
トランスサタニアン
心理占星術
感想
石塚隆一の『心理占星術で冥王星を癒す研究会 』 受講生の皆様、ご感想をいただきまして、ありがとうございます^^ 受講を検討されておられる皆様。ご参考にしていただければ幸いです。 取り組んだ課題や、頂いたフィードバックは、癒しのための実践に繋がる貴重なヒントとなりました 冥王星を深掘りする興味深い研究会を開催していただき、本当にありがとうございました。この研究会ではテキストはもちろん、グループワークでの参加者同士の体験談のシェアがとても勉強になりました。冥王星が強いタイプの人たちの複雑な心情や、緊張、防衛にいたる動機がよく理解できたと思います。 また、リフレーミングなど癒しのための考え方もよくわかりましたし、なにより時々取り組んだ課題(宿題?)や、石塚先生やファシリテーターの皆さまからいただいたフィードバックは、私にとっては癒しのための実践に繋がる貴重なヒントになりました。とても勉強になったし、vol.1〜vol.3へと進んでいくうちに心の内が整理されて、自分自身の癒しにもなったと思います。 このような学びの時間を作ってくださったことに、とても感謝しています。これまで本当にありがとうございました。 (40代 匿名希望 vol.1~vol.3まで参加) まるでグループセラピーのような貴重な癒しの機会に。いつか、皆さんとリアルでもお目にかかりたいです ^ ^ 2023年5月から2024年4月にかけて、vol.1からvol.3まで参加させていただき、ファシリテーターのKyokoさん、イオさん、そして石塚先生には、1年の長きにわたり大変お世話になりました。 最初は、研究会への参加が初めてという緊張感と、冥王星問題というとてもプライベートな領域について、今回初めてご一緒する方たちと話し合うという緊張感でいっぱいだったのですが、ファシリテーターのみなさんが終始和やかな雰囲気で会を進行してくださることと、匿名性への配慮(Zoomで顔出しなし、ニックネームで参加)のおかげで、次第に緊張感はほぐれ、研究会でありながら、まるでグループセラピーを受けているような、私にとってはとても貴重な癒しの機会になりました。 参考文献であるドナ・カニンガムさんの『Healing Pluto Problems』を読み進めながら、私自身の冥王星問題を振り返ることは、時に苦しく、しんどい作業で、研究会で自身の体験をシェアする時は、思いがけず涙が出てしまい、言葉に詰まってしまったこともありました。ですが、ファシリテーターのみなさんや他の参加者のみなさんが惜しみなくご自身の体験を語ってくださったことが、とても大きな助けになりました。 そして、感じたこと、考えたことを、拙くてもレポートや言葉にしたこと、それを聞いてもらい、受け止めてもらえたことのセラピー効果は、私にとってとても大きかったです。(冥王星問題を、日常の中で人に聞いてもらうことはなかなか難しいので・・・) またさらに、ドナ・カニンガムさんの著書だけでなく、石塚先生が『占星術による癒し』としてリフレーミングについて教えてくださったことも、私のホロスコープに別の方向から光を当て、新たな視点で捉え直す大きな助けになりました。 改めて、ファシリテーターのKyokoさん、イオさん、石塚先生、そして一緒に会に参加したみなさん、ありがとうございました!みなさんとはいつか、リアルでもお目にかかりたいです ^ ^ (50代 S様 vol.1~vol.3まで参加) やられっぱなしではない、回収作業などが楽しみになりました 冥王星を癒す研究会vol.1,お疲れ様でした。皆さんのシェアに感謝しています。冥王星の長年の流れによる皆さんの課題や成長、石塚先生やイオさん、kyokoさんのコメントやトークなど、参考になる事が盛り沢山で、ありがたかったです。今後の冥王星転がしや、ドテンなど、やられっぱなしではない、回収作業などが楽しみになりました。占星術による癒しが、とても面白そうです。グループによる相乗効果もあると思うので、Na水星にTr冥王星がハードで来ている今、どっぷり冥王星に浸かりたいと思います。vol.2もよろしくお願い致します。シリアスな話題でも毎度愛を感じるVol.1でした。このような講座を企画していただきどうもありがとうございます。 (40代、匿名希望) オープンマインドで参加し、安心して心の内をさらけ出せる場でした 参加者の皆様の冥王星的な出来事を包み隠さず聞かせていただけた今回の機会は大変貴重で、私にとって驚きの連続でした。 冥王星から私が連想するイメージはやはり「深さ・重さ・破壊力を伴う、有無を言わさない根底からの変容」。そんなお話も出てくるのかなとは思っていましたが、私自身のこれまでの経験とは、また違ったレベルのお話を聞かせていただき衝撃を受けました。以前占星術セッションを行っていた際には、今回のお話で聞かせていただいたような内容にはそうそう出会いませんでした。参加者の方々への細やかな安全対策を真摯に万全に行ってくださる心理占星術研究会主催の場だからこそ、オープンマインドで参加し、安心して自らの体験や心の内をさらけ出せる場なのだと思いました。また、主催者側のKyokoさんやイオさん自身の自己体験開示もあるからこそ参加者であるこちら側も安心してさらけ出せたのだとも感じました。集ったメンバーの皆様は、「冥王星的」な成長も志願してきた同志なのだと感じさせていただいた時間でした。「冥王星的」な進化成長は今ココの地球には必要不可欠な時間帯へと入っているのだとも思いました。私達は先鋒部隊なのかもしれませんね!貴重な場を作ってくださって感謝しています。ありがとうございました。(T.Kさん 50代女性) みなさま、素敵なご感想をありがとうございました。 [冥王星を癒す研究会 2024]...
2023/09/13
トランスサタニアン
心理占星術
石塚隆一先生のシリーズ講座『トランスサタニアン(外惑星)をあらためて考える』は 2019年8月から11月にかけて開催された、第二月曜研究会の模様の録画です。 具体的には、どのように「あらためて」考えるのでしょうか? 世界の占星術界に詳しい石塚先生ならではのアプローチになります。 世界の占星家の理論、天文学をおさえた上で、石塚理論を展開する まずは、先達の占星家の業績や理論を幅広くおさえ、また、天文学的な外惑星の特徴もおさえるという過程を踏んでから、石塚理論が展開されていきます。 ですので、誰か特定の占星家の理論に偏らず「トランスサタニアン」研究の歴史全体像を把握した上でその先へと進むことができるのです。 世界の動向をすべて把握している人は少ないと思いますので、タイトルは「あらためて」となっていますが、実際には「はじめて」聞く理論が多いはずです。 自分の新しい理論をつくっていきたい人にとっても、前半の過程を役立てていただけるでしょうし、石塚さんの「その先へ進もう」とするチャレンジに刺激を受けるはずです! 全4回(各3時間)の流れ 第一回は: トランスサタニアン達(冥王星・海王星・天王星)が発見されたときのチャート および、発見のストーリー、その時の世相を考えるところからスタートします。 そして、様々な占星家がトランスサタニアンを、どう捉えているか、どのように整理しているかが、紹介されます。 まず、過去の占星家の業績を把握することを出発点とするのです。 また、誰かひとりだけの解釈に偏らず、さまざまな占星家の理論を参照することで、様々な角度から象徴を理解できるようになることが目標です。 第二回は: トランスサタニアンに支配星が割り当てられた経緯を勉強します。 また、現代心理学の成果を応用して、トランスサタニアンを考えます。 石塚さん独自の整理の仕方(独自の理論)も紹介されます。 第三回は: 「現実感」は、どのように生まれるのか。 個人個人の心理学的な成長において何が起こっているかのかを丁寧に考えを深めていきます。 外惑星を、日々の個人的な生活の次元で、応用して考えていきます。 石塚さんの独自の理論をもとに、ある著名人の心理的成長の過程をみていきます。 第四回は: 石塚理論への理解を著名人の実例をとおして深めます。 第三回もそうですが、幼少時の体験を重視してみていきます。 トランスサタニアンが日常的に働いていることに気付こう! トランスサタニアンは、集合無意識として、時代の変化をつくりだしています。 トランスサタニアンへの理解の深まりは人の心を深く理解することにもつながるでしょう。 石塚理論には、現代心理学の成果も応用されていますので、なおさらですね。 『非日常的』『無意識的』『厄災をもたらす』 といったイメージをもっている人が多いのが、トランスサタニアン。...
2023/08/16
ノエルティル
心理占星術
『ノードと因果的思考』グループワークをレポート! こんにちは。心理占星術研究会のKyokoです。先日は『個人の生きる物語を導く占星術』第4回のグループワークでした。 第4回のグループワークのテーマは『ノード軸と因果的思考』 本来、ノエル・ティル心理占星術では『前世とか来世』といったスピリチュアルキーワードは一切出てこないのですが、あえて、このプログラムでは『因果的思考』として取り上げています。 そして、このテーマのグループワークは毎回とても面白いです。 前回のレポート↓ 皆既月食の日に前世について考えた....『ノード軸と因果的思考』 前世とノード(ドラゴンテイル)を関連づけるとき注意すること 『前世』という概念は、信じる人、信じない人に、パカっと分かれます。 また、前世があると感じている人も、自分のセッションに取り入れることには慎重な人も多いですね。前世が見える人でない限り、あくまで想像の域を出ないことしか言えないわけですから。 そして『前世』という言葉を使った途端『運命論的思考が発動してしまいがち』という傾向があります。 そうなってしまうと、ノエル・ティル式のコンサルテーション哲学「星は何もしない、物事を行うのは人間なんだ」と相容れなくなってしまうので言葉の使い方や、コンサルテーションの組み立てには細心の注意が必要です。 グループワークでは、前世に原因を帰することで心が救われることもあれば成長を阻害してしまう原因にもなりえる、という危うさを皆で話し合いました。 前世は扱い方が非常に難しい話題なのです。 とは言え、前世に興味のあるティル式占星家は多く、ヒプノセラピストや霊能者に『前世』を見てもらったことがある参加者が大多数でした。 霊能者が言う前世とドラゴンテイルのイメージは必ずしも合致しない そしてお話を伺っていると、その前世イメージとドラゴンテイルの象徴は、むしろ、しっくりとは合致しないのです。 プロに見てもらった『前世』イメージは、ドラゴンテイルというより出生図全体のイメージに近いことが多い。 今の出生図を「神話的に」表現したものが『他者が語る前世イメージ』と重なってくることが多いのです。それゆえ、今を生きる私たちが「なるほど、そうかもしれない」と思い当たるのでしょうね。 皆さんは、この話を聞いて、どう思われますか?占星術が当たってない?それとも霊能者の語る前世が当てにならない? 真実は不明です。 逆説的には、想像力豊かな占星術師なら、出生図だけで相手に響く前世イメージを語れてしまう、ということになります。 質の悪い占星術師なら....ハードアスペクトや火星や土星以降の天体を極端にネガティブ転びにして神話的に語ることで、恐怖心を与えながら前世イメージを植え付けることができます。 .... コ、怖い。 催眠状態だとネガティブイメージは深いところに植え付けられやすいので非常に危険かもしれません。 たとえば、ライツ(太陽や月)が強くハードアスペクトを受けている場合古典的には目が悪くなりがちという読み方があります。 このような人に「あなたは前世で拷問によって目を潰された」と語ると「そうなのかもしれない」と感じさせてしまう、というカラクリです。 象徴的には重なるところがあるので、ピンときてしまうんですね。 昔ながらの占星術ではネガティブ予言を、前世に寄せずに目前の人の人生に対してやってしまうので、もっとやばいんですけどね。 おそらく前世読みに警戒心を持つ人はこのようなスピリチュアル界の危うさをも本能的に感じ取っていて警戒しているのかもしれませんね。 ...
2023/08/12
ノエルティル
心理占星術
月のノードには様々な解釈法があります
ノエル・ティル心理占星術では、月のノードを『母親問題』を考えるときに用います。けれども...
「なぜ、月のノードは『母親問題』という解釈なのだろう?」と考えたことはありませんか?一方、占星術の勉強歴が長い人は「ティル式のノードの解釈は独特だ」と感じているはずです。そう、占星家によって、ノードの解釈法は異なるのです。たとえば、ティル心理占星術では『ノード軸』として捉えますが、一般的にはノースノードと、サウスノードを、分けて考える占星家が多いようです。そして、ノースノードをドラゴンヘッド、サウスノードをドラゴンテイル、と呼んだりします。解釈に関しては、伝統的占星術では、ノース・ノードは"吉"で、サウス・ノードは"凶"。インド占星術では、その逆、の解釈をするそうです。なかなか、一筋縄ではいきませんね? ノース・ノードを「吸入」、サウス・ノードを「排出」ポイントと解釈したり、ノードを前世を考えるために使う占星術家もいます。もっとシンプルに、人間関係のご縁をつなぐポイントと解釈する人もいます。
月のノードについて多角的に考えてみよう様々な説を参照しよう
このように定説がなく、占星術家によって解釈がさまざまなノードについて「徹底的かつ多角的に考えてみましょう」というのが『石塚隆一のノードの研究』という講座の趣旨です。
ノードへの理解が深まれば、ティル心理占星術の『母親問題』への理解も、もっと深まるかもしれません。『石塚隆一のノードの研究』は、過去に開催した研究会の録画です。『ノードの研究』では、まずノードを天文学的に理解し、そこから様々な意味の可能性を考えていきました。 『ノードの研究』には、石塚先生の講義の後、参加者が【質問・感想・意見】などを交換しながら理解を深めていった模様が収録されています。ノードについて、もっと知りたい方、深めたい方、ぜひ、再放送で学んでください。再放送で受講される皆様にも、石塚先生が『ドラコニックチャート』を作成してくださいます。
『ノード(ドラゴンヘッド&ネイル)の研究』↓
『新里ひろきの個人の生きる物語を導く占星術』
第4回ではノード軸と因果的思考 を学びます↓
以上、心理占星術研究会のニュースレターより抜粋・編集
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2023/08/10