ユング系心理占星術で紐解く、土星&カイロンと投影の関係:ユキコ・ハーウッド先生インタビュー

ユキコ先生の新講座
[投影のメカニズム~ホロスコープの力学~]
2026年5月23日(土)20時~、ユキコ・ハーウッド先生の新講座[投影のメカニズムを心理占星術で考える]がZOOM開催されます。
ユキコ先生にインタビュー
このセミナーのテーマ[投影]について、ユキコさんにインタビューしてきました。ぜひ、読んでみてくださいね。
事務局:
今回は、パートナーシップにおける投影を考えるために、双方のパーソナルプラネットと外惑星の関わりをじっくり見ていくとお伺いしました。外惑星とのかかわりが重要な理由を教えてください。
ユキコ・ハーウッド:
パーソナル・プラネットと外惑星の関わりと書きましたが、今回は、主に土星&カイロンと、パーソナル・プラネットの関わりを見ていきます。何故なら、土星、カイロン共に劣等感、不充足、不満感、自己不信が高じて、怒りや批判に変わりやすいからです。
事務局:
なるほど。土星とパーソナルプラネットのかかわりは、意識して見てきましたが、カイロンは意識していませんでした。カイロンはとても重要な働きをしそうですね。これを機会にカイロン自体への理解が深まりそうで楽しみです!
それで、パーソナルプラネットのかかわりについて確認なのですが、これは、Aさんのパーソナルプラネットと、Bさんの外惑星の関わりでしょうか?
それとも、AさんBさん、各個人のホロスコープ内のパーソナルプラネットと外惑星のかかわりが、投影という行為にかかわってくるということでしょうか?
ユキコ・ハーウッド:
両方です。
Aさんのホロスコープの土星&カイロンと、パーソナル・プラネット(月・金星・火星)のコンタクトは、心の中の不充足感や葛藤、傷のあり方を物語ると言えるでしょう。
但し一人でいる間は良くも悪くもそこが刺激されないので、気づきにくいという点があります。
それがBさんとパートナーシップを組むと、寝た子が起こされたように自分の葛藤や傷がムラムラと活性化されて、相手を通して見たくなかった自分の一面と向き合うことになります。
これを「投影」というわけですね。
そしてそれが人生の成長を促す大きなレッスンになるわけですが、なかなかそうはいかず相手を罵倒して終わってしまうケースも少なくありません。なんだか頭が混乱するような話ですが、当日わかりやすくご説明いたしますね。
事務局:
いえいえ、よくわかります。。まず、各人のホロスコープありきで、その個人が出会ったときに、互いに反応が起こる。そこを丁寧に観ていく必要がありそうですね。
これを機会に「投影」について、調べてみましたら、やはり、非常に深い題材であることがわかりました。
フロイトが「防衛規制」のひとつとして投影理論を提唱し、その後の心理学者たちが、その定義を進化拡大してきたようですね。
ユキコさんが学んだ、CPAでは、投影について、詳しく教えていたのですか?
校長のリズ・グリーンがユング派の心理学者ですから、やはり、ユングのシャドウの概念がメインになるのでしょうか?
※CPAとは?:[Center Of Psychological Astrology=心理占星術センター]の略称。かつてロンドンにあった心理占星術の専門校。リズ・グリーンが校長をつとめていた。ユキコさんは、このスクールの日本人唯一のディプロマ保持者。
ユキコ・ハーウッド:
はい、リズ・グリーンはユング心理学の研究家なので、CPA在学中3年間、ユング心理学の[シャドウ][投影]といったお話を沢山聞かせて頂きました。
事務局:
やはり、そうですよね。ユング心理学者が語る[投影]のお話、しかも、ホロスコープにからめて。すごく深いものだったでしょうね。CPAでユキコさんが受け取ったものを、日本語で教えていただけるのは、すごくありがたいですし、とっても楽しみです。
ユキコ・ハーウッド:
はい、CPAでは、1年経って、また違う切り口から[投影やシャドウ]の話を聞くと、自分の中で熟成された前年度のセミナーに新たな視点が加わって、厚み深みが出てくるものだと実感いたしました。
[投影]について語るには、2時間そこそこ1回ポッキリでは、どうにもならないというのがCPAでの3年間を終了後の印象です。
事務局:
投影は、1回のセミナーでカバーするには大きい内容で、今回は、土星&カイロンとパーソナルプラネットを観るので時間オーバー。将来、第二弾第三弾と、さらに詳しいお話が必要になってくるということですね。
私の観察ですが、パーソナルプラネットと、天王星、海王星、冥王星とのかかわりも投影されやすいと実感しています。これらも、次の機会に取り上げていただけると嬉しいです。
ユキコ・ハーウッド:
はい、天王星、海王星、冥王星もシャドウの投影として体験されることが多いように感じます。個人に限らず、社会現象に投影されることも多いかな、と。
とどのつまり、シャドウにならない天体はありません。リズ・グリーン談「たとえ美の女神金星でも、戦時中であれば贅沢は敵!としてシャドウになりうる。」と。
土星&カイロン以外の天体については、また折に触れてお話できればと思います。
事務局:
すべての天体、金星でさえも、その人の心のありよう、生き方、ご時世によって、シャドウになり得る…。これは、投影のメカニズムへの理解を深めた上で、自分や相手を観察することで、見えてくるものでしょうね。
投影のメカニズムに関しては、わたし自身、ある程度、ホロスコープを通じて実感していることなので、「今、投影されてるな」と、わかることも多いのですが、ネガティブな投影をされると、非常に迷惑なことがあります。
「その投影ゲーム、他所でやって。」と思うこともあるのです。
こういった、相手の課題を、こちらにぶつけられるゲームに巻き込まれずに済む方法があれば、セミナー中にでも、教えていただきたいのですが。
ユキコ・ハーウッド:
確かに迷惑な投影もありますよね。
昔、山田孝男先生が話してくれたことを思い出しました。
「ボクの事を神様仏様のように慕ってくる人ほど、僕の言うことがその人の期待と違っていたら今度は、山田はアホだバカだと、あっちこっちで触れまわる。」と。
山田先生は7室乙女座の海王星で、ホロスコープの南半球のシングルトンです。思えば、山田先生に自分の理想の海王星を投影して、やって来る人が多かったのでしょう。
このような場合は、わかってもらおうとせず、流すことでしょうねえ。
注)山田孝男先生とは?:ユキコ先生の最初の占星術の師匠。瞑想の教師でもある。
⇒ 山田孝男オフィシャルサイト
事務局:
山田先生でも愚痴ってたぐらいですから、凡人なら、なおさら悩みますよね。でも、流すしかないのか…(笑) 反応すると、かえって、ドラマに巻き込まれてしまうんでしょうね。
投影のメカニズムに気付けば、自分の課題を自分で取り組んでいくことは可能でしょうか? それとも、やはり、人間関係を通じて、気づいていくのが、効率的なのでしょうか?
ユキコ・ハーウッド:
はい、私は自分で取り組んでいくこと、十分可能だと思います。
ただ身近な相手が目の前にいた方が学びは強烈で深い感情の成長につながると思います。
深い傷で終わってしまう場合も多いようですが。
事務局:
身近な人間関係では、お互い様で、投影をとおして学びあっているのでしょうね。
それでも、深い傷に終わってしまうこともある…。面倒なことですが、これが、人間関係というものですね。
けれども、投影には、不足感や傷など、ネガティブな要素の投影だけでなく、ポジティブな投影もあるのかなと思います。今回のセミナーでは、ポジティブな投影についても、取り扱っていただけますか?
ユキコ・ハーウッド:
大切なところですね。もちろんです。
投影は悪いものと間違った印象を持たれないように、お話いたしますね。
事務局:
はい、シャドウの対義語はライト(光)ですものね。その人にとって肯定的な要素を投影していることもあるでしょうし。どんなシャドウであれ、光をあてれば、シャドウではなくなるのかな、と。
人間関係が自分の課題に取り組むためにあるとすれば、課題が終了したら、お役御免になることもありますよね。
ユキコ・ハーウッド:
はい、近しい関係でなくても、そういうことあると思いますね。
事務局:
シャドウと投影は非常に深い心理学的なテーマです。そして、ホロスコープと相性のよいテーマだと思いますし、人間関係を考えるときに、避けて通れないテーマだと思います。
セミナーで、心理占星術の視点で、とことん掘り下げていただけるのを楽しみにしています^^
(了)
ユキコ・ハーウッドの[投影のメカニズムを心理占星術で考える]のお申込みはコチラ
2026年5月23日Zoom開催:録画視聴のみも可
ユキコ・ハーウッドの英国心理占星学:総合サイト
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