ユキコ・ハーウッド
心理占星術

【2026年7/25 Zoom開催】獅子座木星を心理占星術で考える|ユキコ・ハーウッド先生インタビュー


王冠を被った黄金のライオンが木星を背景に立っている


ユキコ先生の新講座
[獅子座の木星を心理占星術で考える]

2026年7月25日(土)20時~、ユキコ・ハーウッド先生の新講座[獅子座の木星を心理占星術で考える]がZOOM開催されます。

2026年7月25日Zoom開催:録画視聴のみも可[6月25日:早割期限]


木星の運行スケジュール(日本時間)

木星は2026年6月30日~2027年7月26日までの約1年間、獅子座を運行。

  • 2026年6月30日14:52:木星獅子座入り
  • 2026年7月20日23:45:獅子座木星と水瓶座冥王星が180度
  • 2026年12月13日9:57:獅子座木星が逆行開始
  • 2027年4月13日11:11:獅子座木星が順行開始
  • 2027年7月26日13:49:木星乙女座入り

 

ユキコ先生にインタビュー

今回のセミナータイトルは[獅子座の木星]ですが、それだけに終わらず、木星の厳しい側面や、木星のパーソナルプラネットへのトランジットなど、木星自体への理解もさらに深めていきます。詳しくは告知ページをご覧ください➡

そんな新しい木星講座について、ユキコさんにインタビューしてきました。ぜひ、読んでみてくださいね。


事務局:

木星の神様は、ギリシャ神話ではゼウス、ローマ神話ではユピテル。JUPITER(ユピテル、英語読みでジュピター)という惑星名はローマ神話のユピテルから来ているようです。ユキコさんのセミナーでは、ローマ神話ユピテルより、ギリシャ神話ゼウスのお話が多いのは、なぜですか? 


ユキコ・ハーウッド:

はい、ギリシア神話が誕生したのは紀元前15世紀頃。一方、ローマ神話の方は、このギリシア神話が紀元前6世紀頃に伝承されて始まったそうなのですね。ですから本家本元はギリシアということで、どうしてもギリシア神話が基本になるようです。

で、この古代ギリシアですが、紀元前5―4世紀にかけて、ソクラテス、プラトン、アリストテレスという偉大な哲学者を生み出し、この哲学者の教えが、西洋哲学の原点になっているようです。新約聖書も原典はギリシア語で書かれたそうです。

古代ギリシア哲学、神話を重視していたCPAで学んだ私は、お恥ずかしい話。本当に不勉強ながら、いきおいギリシア神話の話が多くなるわけです。そしてアストロロジーの原点はギリシア神話にあると考える次第です。

※CPAとは?:[Center Of Psychological Astrology=心理占星術センター]の略称。かつてロンドンにあった心理占星術の専門校。リズ・グリーンが校長をつとめている。ユキコさんは、このスクールの日本人唯一のディプロマ保持者。


事務局:

ユキコさんが不勉強なんて、とんでもないです。ギリシャ神話だけでなく、日本も含め、北欧やローマ、各国の神話もたくさん聞かせていただいてます。ただ、全体的にギリシャ神話がメインなのはなぜかなと思ってたのですが、今回のお話で理由がよくわかりました。CPAでは古代ギリシャ哲学や神話を重視していたのですね! 

ローマ神話は、ギリシャ神話の焼き直し。同じ神様であっても、文化にあわせて調整されたのでしょうね。だとしたら、大元を重視するほうが確実です。ユピテルになると、ゼウスの奔放性や欠点が薄まり、反発を受けにくく、尊敬されやすいキャラクターに調整されているようにも感じます。けれどもその本質は、ゼウスにあると逆に実感しました。

CPAは、古代ギリシア哲学を重視していたということは、CPAの講義には、ソクラテス、プラトン、アリストテレスの哲学もあったのでしょうか? 


ユキコ・ハーウッド:

リズ・グリーンは授業で、よくプラトンのイデア論など引用されました。ダービー・コステロさんは、ヘシオドス(紀元前8―7世紀の古代ギリシア詩人)の「神統記」から引用されることが多かったです。西洋の精神土壌の原点が、おそらく古代ギリシア哲学にあるのでしょう。ご存じのように不勉強な私は、そこから先、本格的に勉強とまでは至っていません。


事務局:

いえいえ、ユキコさんは、キリスト教への造詣が深く、それが、西洋の精神土壌への理解の深さにつながっているように感じています。そして、英国心理占星学は、現代の[心理学]にとどまらず、紀元前にもさかのぼる西洋の精神土壌の根源に根を張り、栄養を得ていることが伝わってきました。


ユキコ・ハーウッド:

CPA出版の中に  "The astrologer, the Counsellor and the Priest"「アストロロジャー、カウンセラー、聖職者」という本があり、この考えは現代では受け入れられにくいようですが、アストロロジー、心理学のカウンセラー、そして信仰心というものは切っても切れない繋がりがあるように思います。深い精神的な洞察がなければ、アストロロジーは単なるパーテイー余興の当てもの占いになってしまうと、私は受け取っています。

 The Astrologer, the Counsellor and the Priest
 Juliet Sharman-Burke (著), Liz Greene (著)
今は、The Wessex Astrologerが出版している (詳細は➡AMAZON


 

事務局:

現代のアストロロジャーやカウンセラーは、聖職者に準ずるような役割を果たしているということでしょうか?


ユキコ・ハーウッド:

アストロロジャーは、星を読むときのその人の哲学や思想、世界観が問われるし、ある意味、聖職者や僧侶のように精神的に導いていく役割を持つ。クライアントにとっては、アストロロジャーを選ぶ際に、その世界観に共鳴できる人を選ぶのがよい、ということでしょうか。


事務局:

実際、星から汲みだすものは、占星家によって大きく異なります。その違いは、単に占星術の技法や流派の違いを超えて、世界観や哲学、思想の違いが源泉になっているのでしょうね。日本のアストロロジャーは東洋の精神性もバックボーンに持ちます。西洋の占星術を学んでいるから、西洋哲学を学ばなければ! というよりも、それぞれのよって立つ精神性や哲学を大切にしていくとよいのかな、それが、深い精神的な洞察力に繋がっていくのかなと感じました。

セッションを受けるにも、講座を受けるにも、その世界観や哲学に共鳴できる占星家を選ぶことはとても大切ですね。心理占星家に「当てる占い」を求めていらっしゃっても、話がかみあわず、結果として不満ばかりになってしまいますから。

そして、今回は、木星の厳しい面も教えていただけるということで、楽しみにしています。日本では過剰に[幸運イメージ]を植え付けられていますが、イギリスでも、同じようにメディアで扱われていますか?


ユキコ・ハーウッド:

ハイ、イギリスでも占い記事では、「幸運の星」のイメージが強いようです。


事務局:

イギリスのメディア占いでも木星は「幸運の星」なんですね! だからこそ今回、心理占星術的に、「木星=幸運」で終わらない様々な側面を学べるのを楽しみにしています。木星のトランジットが、いいことばかりではない、その理由がより深く見えてきそうです。

ところで、日本においては、「心理占星術は未来予測はしない」という極端な意見を見かけることがあります。でも、未来予測をしないなら、トランジットやプログレスを学ばないはずですので、おかしな話です。実際、イギリスの心理占星術界では、どうなのでしょうか? ユキコさんご自身は、具体的なイベントは決めつけないが、変化や成長のタイミングは、しっかりおさえた上で、セッションを行われている印象があるのですが。


ユキコ・ハーウッド:

この「未来予測」という言葉、何年何月何日にどこで地震が起こるとか、誰がいつ結婚するとか、未来の出来事そのものを言い当てるという意味で使われることが多いように感じます。そうなると「当たる当たらない」に終始するわけですね。

ただ出来事は違っていても、根底に流れるエネルギーは変わらないわけですから、サイコロジカル・アストロロジーで、世界の気象情報、個人の空模様と、もちろん未来のことを取り上げます。

以前リズ・グリーンが「離婚と一言で言っても、離婚時のトランジットによって、出来事の意味と感情体験が全く違ってくる。」と話してくれたことがあります。

例えば夫が20才の秘書と駆け落ち。妻の金星に対してトランジットの冥王星が180度だったりすると、裏切られた怒りで目の前が真っ暗。逆に妻の金星に対して、トランジットの天王星が120度だと、「やっと自由になれた。せいせいした。」と思うことも、と。

つまりトランジットによって、心の空模様は予測できるけど、出来事そのものを言い当てるのは難しく、またあまり意味がないとも言えるでしょう。こういったトランジットの話も、またいつかいたしましょう。


事務局:

イギリスの心理占星学も、未来予測はする。ただ未来予測の対象は「出来事」ではない。「出来事の裏にある感情やエネルギー」であるということですね。この違いは大きいです。そして、象徴とは何か、出来事とは何か、人間は変化成長していける存在であることを考えると、深く納得します。同じ出来事に遭遇しても、人によって、全く異なる捉え方や反応をし、それによって未来が変わってくる。逆にいえば、反応の仕方を変えれば、現状も未来も変えていける。心理占星術はその過程を大切にしていますね。トランジットの深い意味、また学ばせていただくのを楽しみにしています。

その手始めとして、今回、木星のパーソナルプラネットへのトランジットについて教えていただくわけですが、木星の土星以遠への天体へのアスペクトは、それほど大きな影響はもたないと考えておられますか?


ユキコ・ハーウッド:

木星は12年毎に、各土星外惑星の上を通過するわけで、短いサイクルになりますが、その時の外惑星同士の配置によって、大きな影響を与えると思います。火に油を注ぐように、天王星や冥王星の動向を増大させる働きを持つように感じます。

個人的には、木星そして土星外惑星と、パーソナル・プラネットがどのようなコンタクトを持っているかで、感応度が変わると思います。


事務局:

なるほど。木星の土星外惑星とのコンタクトが起こる場合はとくに、それらのコンタクトだけでなく、パーソナルプラネットのかかわりをホリスティックにとらえる必要があるということですね。だからこそ、まずは、木星とパーソナルプラネットのコンタクトを、まず、しっかり理解していく。これが今回のセミナーということですね。

逆に、ネイタルの木星への土星以遠のトランジットは、ネイタルの木星を活性化しますか?


ユキコ・ハーウッド:

はい、思います。トランジットの土星外惑星がネイタルの木星を通過する時、木星がスイッチオンになり、活性化され、木星とアスペクトを持つパーソナル・プラネットが次々スイッチオンになると思います。先ほどのトランジット木星の土星外惑星への接触時と同様、ネイタルの木星のパーソナル・プラネットのコンタクト状況により、その活性化度合いは変わってくると考えています。

それよりも大きなこと。その人の生き方により、このメッセージの受け取り具合が異なるということです。親、先生に敷かれたレールの上を疑問なく歩んでいる人には、やはり受け取りにくいメッセージになるでしょう。

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事務局:

トランジットの影響を考えるときは、接触する天体だけでなく、その天体がもともと持っているネイタルチャートの状態を見る。さらに、その人物が、今、どんな風に生きているのかを確認する必要がある。ノエルティル心理占星術でも、同じことを学びました。イギリスのリズ・グリーン系の心理占星術も、アメリカのティル式心理占星術も、ほぼ同じスタンスだと感じます。今回のインタビューで、この「未来予測」に対する代表的な心理占星術の姿勢、そして、英国心理占星学のバックボーンを確認できてよかったです。ありがとうございました!7月25日のセミナー、楽しみにしています。


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2026年7月25日(土)20時~Zoom開催:録画視聴のみも可[6月25日:早割期限]


第五部へと学び進めるタイミングについて|ノエルティル心理占星術マスタープログラム