Astro Goldでソーラーアークと出生図の2重円を出す方法
ソーラーアークは、ノエル・ティル心理占星術では『必須』の時期読み技法です。
が、「占星術ソフトで、どうやって出したらいいかがわからない」。
だから「ソーラーアークを活用できていない」という方も多い。
そこで、スマホやiPadユーザーによく使われているAstroGoldという占星術アプリで、
ソーラーアークと出生図の二重円を出す方法をシンプルにお知らせします。
1)1重円(1Chart)でソーラーアークを出したい方の出生図を出す。
そして、左上にあるChartsをクリック
今回は、スティーブ・ジョブズのチャートがサンプルです。
2)Selected Chartsの画面になるので、2Chartsをクリック
二重円を表示に移行します
3)そうすると、こんな画面になるので、チャート2をクリックする
スティーブ・ジョブズの出生図を再びセレクトします。
4)そうすると、こんな画面になるので、Subsidiary Chartをクリック
5)そうすると、こんな画面になるので、Solar Arc Directionsをクリック
Soloar Arc Directionsは、ソーラーアークのこと
6)そうすると、こんな画面になるので、ソーラーアークを出したい日付を設定して右上の『Go』をクリック
DATE=日付、Time=時間
Location=場所(出生地と同じで問題ない)
7)出生図とソーラーアークの2重円が作成できた
内円がスティーブ・ジョブズの出生図、外円がスティーブ・ジョブズのソーラーアーク。
8)Gridをクリックするとアスペクト表に変わる
左縦列の天体はソーラーアークの惑星や感受点。
上横列の天体は出生図の惑星や感受点。
アスペクト表で、オーブが0度台のアスペクトを見れば
今、影響を与えているソーラーアークがわかります。
このアスペクト表で見ると、一番、オーブが狭いのは
ソーラーアーク(SA)土星とネイタル(N)火星のスクエア。
オーブは「0A26」なので、約5か月先にスクエアが形成されることがわかります。
ちなみに「A」はアプライを意味し、これからアスペクトが形成される。
「S」はセパレートを意味し、既にアスペクトが形成され、離れていきつつある。
注意)AstroGoldではクインデチレ(165度)アスペクトを出すことができません.
目視で見つけましょう(180度-15度)
ソーラーアークと出生図の二重円を出すのは簡単!
こんな風に、Astro Goldを使えば、重要な時期表示を
いつでも、どこでも、手軽にチェックできるというわけですね。
スマホアプリ『AstroGold』でソーラーアークをご活用いただければと思います!
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以下は、ご質問に対する答えです
なぜ、3重円にしないのですか?
一般的な占星家は、このような3重円を作成します。
1)出生図
2)プログレス図
3)トランジット
一方、ノエル・ティル心理占星術では、以下のような二重円を出します。
1)出生図
2)ソーラーアーク図
一番外側にプログレスの月やトランジット天体を手描きで書き込みます。
(主に♃以降のトランジット天体、必要な分だけ)
ホロスコープに表示する情報を「絞り込む」
これがノエルティル心理占星術の特徴なんですね。
なお、アスペクト線も表示せず、自分で(必要な分だけ)書き込みます。
参考:その他の2重円
5)の段階で、外円に選ぶチャート次第で、様々な二重円が作成できます。
Current Transitを選ぶと、トランジットと出生図の二重円。
New Natal Chartで、他の出生図を作成すると、相性を見る二重円。
Select From Fileで、既存のチャートから選ぶこともできます。
なお、Subsidiary Chartで、Secondary Progressionsを選ぶと、1日1年法のプログレス図と出生図の二重円。
Solar Return(ソーラーリターン)やLunar Return(ルナリターン)との二重円も作成できます。
こちらも、試してみてくださいね。
Astro Goldで時期表は出せますか?
Astro Goldでは、テキストベースのソーラーアークの時期表は出せません。
時期表を出すためには、もっと高機能な占星術ソフトが必要になります。
次のブログで、ケプラーで時期表を出す方法をお知らせします。
その他の占星術ソフトの情報はこちら
☞ノエル・ティル心理占星術|実践に必要な分析ができる【占星術ソフト】と設定方法のまとめ