ユキコ・ハーウッド|心理占星家
Yukiko Harwood

ユキコ・ハーウッド

心理占星家|英国式・心理占星学

ユング派心理学者リズ・グリーンが主宰する、ロンドンの心理占星学の専門校CPA(The Centre for Psychological Astrology)で学び、日本人唯一のディプロマ取得者となりました。現在は、アーサー王伝説とアヴァロンの地、英国グラストンベリーに在住し、オンライン講座で、象徴を読み解く感性をお伝えしています。

  • 生まれ1954年 大阪
  • 留学2007年1月 渡英
  • CPAディプロマ取得2010年11月
  • 在住英国 グラストンベリー
History

ユキコ・ハーウッドの経歴

  1. 1954年
    大阪に生まれる。
  2. 20歳(1970年代)
    上京。故山田孝男氏から、西洋占星学の基礎と瞑想を学ぶ。
  3. 1980年代
    東京のアパレルメーカーで、パタンナーとして働く。
  4. 1991年
    大阪に戻る。その1年後、入院をきっかけに、やりたいこと(占星術)をして生きていく覚悟を決める。
  5. 1999年
    英国占星学協会の会員に。以後、大阪で、占星学レッスン、エクスペリエンシャル・アストロロジーの手法を取り入れたセッション、ワークショップなど、独自の活動を展開。
  6. 2001年頃
    英国占星術協会の年次大会に参加するようになる。チューリッヒに住むリズ・グリーンのセミナーにも参加。
  7. 2007年1月
    渡英。ユング派心理学者リズ・グリーンが主宰するCPA(The Centre for Psychological Astrology)のディプロマ・コースに入学。
  8. 2010年1月
    アストロロジャーの夫と結婚。
  9. 2010年11月
    日本人唯一のディプロマ取得者に。
  10. 2011年
    CPAを卒業。
  11. 現在
    英国グラストンベリー在住。旧姓、小倉ゆき子。
Interview

ユキコ・ハーウッドさんインタビュー(2012年)

現在にいたるヒストリー、心理占星学について、運・不運について、象徴感度の高め方について。ユキコ・ハーウッドさんの占星学哲学が培われた背景が、よくわかるインタビューです。

山田孝男さんに師事されたそうですが、山田さんの占星術とは、どういうものでしたか?

私が山田さんに師事したのは1970年代、占星術の情報が少なかった時代で、山田さんは洋書を取り寄せ、占星術を研究されていました。そうして山田さんが自費出版された全五巻の占星術の教科書は、昔ながらの宿命論的な占星術ではありましたが、1巻は天文学の基礎から学べる素晴らしいもので、今でも宝物です。

ところが、師事して1年ほど経った頃、山田さんは占星術をやめてしまいました。運命は自分で切り開いていくものだ。瞑想で自分で答えを見出すべきだという結論にいたったようです。それに従い、私も瞑想を学ぶようになりました。

占星術に本腰をいれたきっかけは?

東京では、アパレルメーカーでパタンナーをしていました。80年代のバブル期、アパレル全盛の時代で、仕事はたくさんありました。お金を使うほどかっこいいとされた時代。周囲の人達は、カネにものをいわせて、ボルボを買った、ベンツを買ったと浮かれていました。そんな平日の生活と、週末の山田さんの瞑想の世界のギャップが、大きくなりつつありました。自分としては、山田孝男さんの世界観がぴったりきていたのです。

東京生活に見切りをつけて、実家のある大阪に戻ったのが1991年。1年後、体を壊して入院したことをきっかけに、やりたいこと(占星術)をして生きていく腹がすわりました。

心理占星術との出会いは?

山田孝男先生の占星術コースの1年先輩に、岡本翔子さんがいらっしゃいました。イギリス留学から帰国した岡本さんと遊ぶようになり、心理占星術の話を聞くうちに興味を持つようになりました。1999年に英国占星術協会の会員になり、会報を読むことから始めました。次第に、どういう洋書を読むべきかがわかってきて、半年に1冊の割合で洋書を読み進めました。初期の頃に読んだ思い出の洋書は、ハワード・サスポータスの『The Gods of Change』、リチャード・アイドマンの『Through the Looking Glass』『The Magic Thread』です。

どういう経緯でイギリス留学をされましたか?

2001年頃から、英国占星術協会の年次大会に参加するようになり、様々な占星術家のワークショップで学びました。チューリッヒに住むリズ・グリーンのセミナーにも参加。そうこうするうちに、どうしてもCPA(リズ・グリーンの主催する占星術学校)に留学したくなり、2007年に行動に移しました。2010年11月にCPAのディプロマを取得し、2011年に卒業しました。

心理占星術と他の占星術の違いは?

占星学が網羅している範囲は非常に幅広く、神話・歴史・政治・経済、深層心理にもかかわっています。そして、それぞれが虹のようにオーバーラップしています。けれども、星と人間が共鳴しているという点では同じ。

幸運や不運、吉や凶などといいますが、不運は隕石が落ちてくるように訪れるものではなく、自分の無意識と感応し合うものを引き寄せて、現実として見ているドラマです。「土星が来ているので、今年は思い切ったことができないの」などと言うようになると、占星術をすることがブロックにつながり、言い訳ばかりをつくっていくことになります。病気になって入院したという事実は変わらない。それにどう意義づけるかは個人の自由です。意義の見出し方によって、個人の将来(シナリオ)が変わってくる。それが自由意志ということだと思います。出来事の背後にある、意義、意味を自分なりに見出していこうとしたときに、心理占星術は力を貸してくれます。

象徴感度を高めるにはどうしたらよいでしょうか?

リズ・グリーンは常日頃から「劇場や美術館に行きなさい。本を読みなさい。」と言っていました。その意味がわかったのは、CPAに入学して1年経った頃です。CPAでは、講義を聴きっぱなしでは単位がとれず、受けた講義のすべてに対して、必ずレポートを提出しなければなりませんでした。レポートというのは講座の感想ではなく、論文です。講義を受けて、講師から象徴へのチューニングのコツがつかめたら、その後は、レポートの材料を探しに、毎日のように、ギャラリー、博物館、オペラハウスに通いました。これがよきトレーニングになりました。

意識的かつ集中的に象徴にチューニングすれば、映画、CD、文学、新聞、絵画…あらゆるところに象徴を見出すことができます。

(以上、2012年のインタビュー)

Courses

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